Blog Platform Ghost 0.5へ :Ghost0.5 MSR1

先日、Ghostが久方ぶりのアップデートを行った。
Verが0.42から0.5へ。node.js上で動くブログプラットフォームと言うことでKickstaterで開始当初から注目しているプロジェクト

現状は日本語環境に問題があったりとか決して手放しで勧められないけれど、シンプルで軽快なスタイルが気に入って、このブログもそのサービスであるGhost(Pro)を利用するようになった。

リリースノートによると、今回のバージョンアップには3つの柱があるという。

ひとつはマルチユーザーに対応したこと。

個人的にはあまり重要じゃないんだけど、適応範囲が確実に広がった。

もうひとつが、JSON APIへの対応。
これを用いたアプリケーションの登場で、Ghostが大きく進化する可能性を開いたという意味で、重要なアプローチだ。

これで開発者がGhostの全ての機能を使ってGhost上にアプリケーションを展開することが出来るようになるはず。Mediumのコメント注釈の機能とかをユーザーが選択してプラグインできるようになるとか...。
そうした開発者がどれだけ出てくるかというところだが...今後の展開が楽しみ。

最後が管理画面のEmber.jsへの対応。管理画面の軽快さはこのライブラリにある模様。

この3本柱と、変更に伴うリファクタリングによって、今後の改善の基礎を作ったというのが今回の『MSR1』の意味と言うことだ。

その他、細かな改善、バグ対応がなされている。ブログサービスであるGhost(Pro)も新バージョンリリースに合わせて、即、新バージョンに対応済みだ。

管理画面とか心なし速度とか安定性とか増している感じ。デフォルトテーマも新機能に対応して様々変更されている。シンプルだが高機能で軽快なブログプラットフォームがさらに進化した感じ。モバイル環境での操作も軽快かつシンプルでわかりやすい。

まだまだ現状の他のブログプラットフォームに比べると機能面で劣るところはたくさんあるけれど、ブログを書くためのプラットフォームとして、今のシンプルさを保ちつつ、今後どう進化させていくのかは興味津々。

残念なのは、一番気になっていた日本語環境が、まだ今ひとつと言う状況で、OSX ブラウザから入力するとMarkdownライブラリの問題か漢字変換がインラインで行えない…。タイトル欄ではまったく問題なく入力できるし、漢字候補も問題なく出るのだが...最初の変換だけインライン表示が出てこない。
Win環境で試したら問題なく日本語入力できた。Windows同様、iOSでも全く問題なく動いているので、Macの環境だけで起こる問題らしい。

ロードマップによると次バージョン以降の重要な改善ポイントとしてローカライズ、国際環境に対応してゆくこになっているようなので、まずはそれまで我慢、というところ。

Ghostもバージョンアップ、さあ、心機一転、最近、滞りがちだったブログ活動もそろそろと再開しようと思う。:)