セカンドステージへ:第11回 シェアする落語 春風亭正太郎
先日の土曜日。楽しみにしていたシェアする落語に行った。第2回からの参加で今回で10回目。第3回から続いていた古石場文化センターの和室から、今回は全席椅子席の深川東京モダン館が会場となった。昭和7年からあるレトロな建物だ。10回を終えてセカンドフェーズが始まる11回目にふさわしい会場。素晴らしい。
落語というとこの会で聞くというのが常になった。それほど落語が好きで好きでというわけではないw自分が10回通い続けたというのも、この会の仕掛け、試みに大いに賛同したからだ。
四家さんの落語を広めたいという情熱がシェアする落語の存在そのものだ。毎回行われる四家さんと登壇落語家とのトークコーナーでもそれが伝わってくる。
シェアすることで広がる落語の世界。ここに来て落語に触れる機会が増えてきている気もする。年末にはあの立川談春師匠の小説「赤めだか」がTVドラマ化するというし、また落語ブームがきてるのかも…。
今回の春風亭正太郎さんもそのブームを支えるであろう若手の一人。シェアする落語第四回に続いて、二度目の登場。
今回の演目は…
- 時そば
- 尻餅
- 佐々木政談
年末にふさわしい話ネタ。前に何度か聞いたことのある話でも下げの工夫とか正太郎さんらしさが伝わる、好い噺だった。以前聴いたときよりも風格が増したというか安心して聴くことが出来た。これからが楽しみな落語家。四家さんが選んだ確かな話手が登場するのもシェアする落語の醍醐味◎
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次回も決まっていて、4月16日(土)三遊亭橘也 @深川東京モダン亭 だそうだ。楽しみ。