Reeder4 登場!
RSSリーダーとか。すでにオワコンなんて聞こえてくるぐらいもはや忘れられた存在で、Feedを吐かないサイトもずいぶん増えてきた。でも、自分の情報収集装置は、今でもRSSリーダーであり、Macユーザーである私の欠かせないソフトウェアがReederだ。
そのReederがフルスクラッチして2018年内にReeder4として生まれ変わるという知らせを受けたのが昨年8月末。その後「Reeder4 for Mac」のパブリックベータ版が先月登場。先日、ようやく「Reeder4 for Mac」と「Reeder4 for iOS」が正式にリリースされた。
Reeder4はReeder3の便利な機能は引き継ぎつつ、いくつかの新機能を盛り込んでいる。
1.Bionic Reading モードの追加
2.iCloudと同期するアプリ内Read Laterサービス
3.記事リストの画像プレビュー
4.検索機能
5.大幅に改善された記事ビューア
6.より多くのレイアウトオプション
7.Macと同等のショートカット
iOS版とMacOS版は同じコードベースを使用しているということで、今後は同等の機能維持、追加が行われて行くということらしい。
何より嬉しいのは、iPadProでキーボードショートカットが使えるようになったこと。(残念ながら現時点でキーボードショートカットのカスタマイズはできない)ようやくMacと同様にj/k で記事を高速に読み飛ばすwことができる。それと、Bionic Reading モードの追加。日本語の場合、若干、効果は分かりづらいけれど一目で全体を理解するための強調とか、より読みやすくなる。
そしてようやく、だが、記事内の画像が表示(サイズ変更可)できるようになった。記事内のビューワーはWKWebViewを使用したことでより軽快で安全になった(iOS版)。また、以前からMacやiPhoneスタンドアロンのRSSFeedがサポートされていたが、今回iCloudと同期するReadLater機能を使うことによってiPhoneやMacなど複数機器間での同期が可能となった◎。もちろんPocketなど他のサービスとの共有も可能(ジェスチャーやLinkボタン)。
対応するFeedサービスも充実している。(下記;サポートされているFeedサービスの一覧)
- Feedbin
- Feedly
- Feed Wrangler
- FeedHQ
- NewsBlur
- The Old Reader
- Inoreader
- BazQux Reader
- Instapaper
MacOS版(1200円)、iOS版(600円)ともに有料だが十分価値はあると思う。おすすめ。