Googleの最新AI「Nano Banana」の由来

深夜テンションすぎて好きだった話

Googleの最新AI「Nano Banana」の由来
By Nano Banana

Simon Willisonのブログを読んでいたら、面白い小ネタ発見。 本ブログでもお世話になってる、みんな大好きなGoogleの画像生成AIツール「Nano Banana」。このネーミング、なんだか脱力系で妙に可愛い。1月6日のWall Street Journalの記事(2026年1月6日)に由来が書かれている。

Naina Raisinghani, known inside Google for working late into the night, needed a name for the new tool to complete the upload. It was 2:30 a.m., though, and nobody was around. So she just made one up, a mashup of two nicknames friends had given her: Nano Banana.

開発者のNaina Raisinghaniさんは、深夜まで働くことで社内でも知られた人物。ある日の深夜2時半、AIの評価サイト(LMArena)にモデルを登録するため、急遽システム上の「名前」が必要になった。 もちろん周りには誰もいない。
そこで彼女は、友人たちから付けられた2つのニックネームをその場で合体させた。 Nano + Banana = Nano Banana

「Nano」はNainaの音を縮めた愛称。そして「Banana」は ― 英語には「go bananas(興奮する、ちょっとイカれる)」という表現がある。深夜2時半まで働くような人に付くニックネームとして納得感ありw。

面白いのは、その時はとりあえずの名前だったのが、そのまま正式なプロダクト名として定着してしまったことだ。 世界的な大企業のプロダクト名が、深夜のオフィスで一人のエンジニアが付けた愛称の合体技だった。テック業界らしい、ちょっといい話。


追記:ご本人登場の命名について語るインタビューを見つけた。

動画:インタビューで語られる命名の瞬間。マーケティングチームが「なぜこの名前がバズったのか」を真剣に分析し始めたという後日談も笑えます。

このインタビュー見ると上記WSJの記事には間違いがある…
誤:「Nano」はNainaの音を縮めた愛称だろう。
正:「Nano」の由来は、彼女の愛称である「Nana(ナナ)」。 これにもう一つの愛称「Banana」を組み合わせ、さらにGoogleの軽量モデル「Nano」に語呂を寄せて、深夜のテンションで「Nano Banana」が爆誕したが正しいようだ。