K3再び…
名残惜しく分かれたK3が先日、戻ってきた。
もう既に随分時間が経過してしまったのだが、AMNで2度目のK3のイベントに再び参加。今回もまた一月ほどかしていただけることになった。
イベントのメインは「プロに教わるレンズ術」と言うことで、写真家の中村文夫さんから約1時間の講義。なんとなく知っていたり聴いていたりすることだったけれど、そうした知識のおさらいをポイントを押さえて語っていただいた。Kマウントの汎用性とか、たしかにPENTAXはレンズ沼に填まるにはぴったりのカメラ。;)
テーマにちなんでK3と一緒に希望する交換レンズを抽選で貸していただけるという趣向。今回は数あるレンズのなかから、一番使ってみたかったSDM 55mm f1.4に運良く当選した、ラッキー。
f1.4と明るいレンズだが55mm 実質80mmほどの画角、中望遠という初心者には少々難しい領域。使いこなせるかちょっと不安だったけれど、失敗することも楽しさのうちだし、この画角に近い50mm単焦点のDP3にも最近慣れつつあって、問題なさそう。このレンズ、一番感じたのがピントが合う範囲がとても狭い感じ(どうもカミソリピントとかいわれているらしい)で、画角に加えて、扱いもさらに難しいってこと。このことはイベントでも言及されていたことを想い出した。 ただ、ボケ味とかピントが合ったときの解像度、切れ味は見事。非常に素晴らしい描写で、まさに挑戦しがいのあるレンズ。:)
画角が固定されるから構図とか被写体との距離感とかより注意を払うことが多くなるけれど、そこがまた楽しいところだし、写真技術の向上という観点で見てもマイナス面よりもプラスに働く事が多い気もする。自分が動けば良いのだ。
それと、このレンズ、SDMということで、音がなくオートフォーカスする。これとても大事なポイントで、人物とか動物とかの場合、被写体に余計な緊張wを与えずに撮れるということ。あのウィーンというフォーカス時の音がほとんどしない。 音がしないということ思った以上にいい感じ。シャープな解像、なにより明るいし、シャキッとした写りが素敵。さらにSDMにもかかわらず軽い。これ大事。本体にブレ防止機能がついていることでレンズの軽さを生んでいるという。
繰り返すけれど解像がシャープ故にフォーカスにもシビアでそこを活かすにはマニュアルでしっかり合わせることが必要になるのだが…K3にはAFで合焦後、そのままピントリングを回すと、直ちにマニュアルフォーカスに移行する機能があって、切り替え操作の手間がなく、スムーズに行える。これはいい感じ。
ボケがとても良い感じです。ポートレート撮りたいのだけれどいい被写体が周りにいない。募集中。 とにかくもう少し使い込んでみよう。