Ghost0.11 LSTそしてGhost1.0へ

Ghost0.11 LSTそしてGhost1.0へ

KickStarterで始まったBlog Platform Ghost。3年を経て、紆余曲折あったが大きく重要な方針が表明された。リリースするファイルを2つに分けるということだ。
現在の最新版がGhost0.11 LTSLTS(Long Term Suport)となり、2017年3月20日までパッチや脆弱性の提供が約束される。一方はメジャーバージョンが変わるGhost1.0 αだ。

今までは後方互換性も担保されたVersionUpを続けてきたが、それは現在のLTS版(半年しかないLTSってなに?って感じだけれども)がリリースされるまで、それ以降の後方互換性は担保されない。後述する大きな変革に向けてデータ構成や諸々の大きな変更を行うためだという。

それ以降はセマンティックバージョニング2.0に準ずる。今までも”後方互換性があり機能性を追加する場合”のみだったので、メジャーバージョンは’0.’のままだった。次はAPI変更を伴うためにメジャーバージョンが1に上がる。

Ghost1.0での変更だが、詳しくはここを。
開発者ブログで言及された主な機能アップのいくつかは、こんな感じ。

  1. 公式のGhostCLI + コンフィグの仕組み
      これにより、ワンクリックで完全にアップデートを可能とする

  2. Ghost OAuth
      OAuthの採用で二要素認証や認証におけるユーザ利便性を向上させる

  3. 新しいGhostエディタ
    現在のマークダウンに依る簡易エディタを大きく変更、書くことを劇的に改善する。

Mediumとか、すでに進化したブログ環境がサービス業者によって提供されてきている状況だが、自分のコンテンツを自分で好きなように処理できる環境を手に入れるという意味で、Ghostのチャレンジは素晴らしい試みだと思う。日本語も問題なくなったし、センスのいい彼らのものづくりとOpenな姿勢に共感する私は今しばらくこのコミュニティに付き合っていこうと思う。

Read more

ObsidianからX(Twitter)とFacebookへ同時投稿しつつ、Daily Noteにもログを残す方法【IFTTT Pro版】

ObsidianからX(Twitter)とFacebookへ同時投稿しつつ、Daily Noteにもログを残す方法【IFTTT Pro版】

「X(旧Twitter)やFacebookに投稿したいけれど、後で振り返れるようにObsidianの日記(Daily Note)にも同じ内容を残しておきたい」 そう思ったことはありませんか? 投稿してからコピペしてObsidianに貼るのは面倒ですし、Obsidianに書いてからコピペしてSNSに貼るのも手間です。 今回は、Obsidianの人気プラグイン**「QuickAdd」と自動化サービス「IFTTT(有料版)」を組み合わせて、「Obsidianで書いて送信するだけで、SNSへのマルチポストと日記への記録を一発で完了させる仕組み」**の作り方を紹介します。 この仕組みのメリット 1. データは自分のもの: SNSがなくなっても、手元のObsidianに全ての投稿ログが残ります。 2. 一元管理: あちこちのアプリを開く必要がありません。 3. スマホ対応: iPhoneのObsidianアプリからもワンタップで投稿できます。 必要なもの * Obsidian * QuickAdd (Obsidianプラグイン・無料) * IFTTT Proプラン (X

By AKira Kawamura